こんにちは、伊勢志摩遊漁船おちょ丸のオッチーです！
今回はティップラン初心者の方々をお迎えし、志摩の絶好のロケーションでアオリイカを狙う釣行に出かけてきました。釣りが初めての方や経験が浅い方でも、しっかりと結果を出せるようにサポートさせていただきますので、ぜひ気軽にご参加ください。この記事では、当日の釣果やティップランの魅力、初心者の方でも楽しめるポイントをご紹介します！

【竿頭５ハイ、船中１４ハイ　今回の釣行レポート】

集合時間を調整して出船

前日の時化（しけ）を考慮し、通常より1時間遅めの集合に変更しました。志摩の海では自然の状況を見極めることが大切です。当日、海に出てみるとウネリもさほど残っておらず、適度な風が吹いて絶好のティップラン日和。これは期待できそうです！

まずは深めのレンジを攻略

釣りスタートから幸先良く1杯目をゲット！

最近調子の良い深めのレンジを狙いましたが、その後は続かず、戦略を変更して浅めのレンジへ移動。潮の向きも良い状況で、予想通り時合（釣れる時間帯）が訪れました！このタイミングを逃さず、みなさん続々とアオリイカをキャッチ。全員がしっかりと釣果を出してくれました。

トータル釣果

今回の釣果は、皆さんで14杯。竿頭（最も釣った方）は5杯という結果でした！ティップラン初心者が多い中で、しっかり釣れたのは皆さんの集中力と努力の賜物です。

ちなみにエギにデカイオオモンハタもゲットしました！４０センチ後半サイズでしたよ。美味しいゲストでしたね！

【ティップランってどんな釣り？初心者でも楽しめる魅力】

ティップランは、比較的シンプルな仕掛けとテクニックで楽しめる釣りです。その名の通り、ロッドの「ティップ」（穂先）に現れるアタリを見極めながら釣るスタイルで、初心者の方でも短時間でコツを掴むことができます。

初心者に優しい理由

1. 装備がシンプル
   ティップラン専用のエギ（餌木）と、専用ロッドがあればOK。道具の選び方やセッティングは、船長がしっかりサポートします。
2. 視覚的に楽しめる
   ティップに現れる微妙なアタリを見て合わせるため、ゲーム感覚で楽しめます。経験が少なくても、繰り返し練習することでコツを掴むことが可能です。
3. ガイドが丁寧にサポート
   おちょ丸では、釣り経験に応じて適切なアドバイスやレクチャーを行っています。今回は「普段はジギングがメイン」というお客様も多かったですが、ティップランの基礎をしっかりお伝えしました。

必要な道具は？

ティップランに必要な道具は、次の通りです：

• ロッド：ティップラン専用ロッドがベスト。穂先が柔らかいタイプがおすすめです。
• リール：軽量で扱いやすいスピニングリール。２５００番～３０００番
• エギ：おすすめは「クレイジーオーシャンのティップランナー」。ダートマックスTRも優秀ですが、入手が難しい場合があるのでご注意ください。
• PEライン：細め（0.4～0.6号）で感度が良いもの。
• リーダー：フロロカーボンの2号程度。

船で使用する道具が分からない方も、事前にご相談いただければ準備をお手伝いします！

【今回のヒットパターン＆攻略ポイント】

レンジの切り替えがカギ

ティップランでは、水深（レンジ）の攻略が重要です。今回は、まず深めのレンジでスタートし、続いて浅めのレンジを丁寧に探りました。深めのレンジでヒットが途絶えたら浅めへ、という柔軟な切り替えが功を奏しました。

潮の向きを読む

潮の流れを読むことも釣果を左右するポイントです。当日は潮の向きが良く、時合を迎えると一気にアタリが増えました。ティップランでは、風や潮を見極めながら船を動かすことが重要です。

エギ選びの重要性

今回の釣行では「クレイジーオーシャンのティップランナー」が大活躍。カラーや重さを変えながら釣果を伸ばしました。釣れるエギを持参することで釣りの幅が広がりますよ！

【初心者の方へメッセージ】

ティップランに興味はあるけど、「ちょっと難しそう」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。でも、心配はいりません！今回の釣行でも、経験の浅いお客様が全員しっかり釣果を上げました。

スタートするのに最適な季節

秋から冬にかけては、アオリイカが活発にエサを追う季節です。初心者でもアタリを感じやすく、釣果が出やすい時期となっています。

船長のサポートで安心

おちょ丸では、お客様の経験に合わせたガイドを心がけています。「ティップランは初めて」という方も、基本からしっかりお伝えしますので安心してご参加ください。

【次の目標はキロアップ！】

今回の釣行ではサイズは控えめでしたが、数をしっかり釣ることができました。次回はぜひ「キロアップ」や「2キロ超え」を狙いに行きましょう！志摩の海はまだまだポテンシャルを秘めています。寒い季節の大物狙いにも、ぜひ挑戦してみてください。