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爆風の志摩沖でティップラン!テクニカルな日になりました。


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こんにちは、三重県志摩市「おちょ丸」船長のオッチーです!
今回は5名のゲスト様とともに、志摩沖でのティップランに挑戦してきました。風が強くなる予報でしたが、実際には朝一から予想を上回る強い西風に見舞われ、かなり手強い一日となりました。それでも、皆さんと楽しい時間を共有し、釣りの醍醐味を味わうことができたので、その模様をお伝えしたいと思います。

志摩沖でのティップラン:風との戦い

ティップランエギングは繊細なアタリを取る技術が求められる釣りですが、特に風や波の影響を強く受けます。この日はまさに自然との駆け引きがテーマになりました。ゲスト様の中には、ティップラン初心者の方が多く、強風がさらに難易度を押し上げる形となりました。しかし、その分釣れたときの達成感はひとしおです。

開始早々から西風が勢いを増し、船の流れが速くなり、底取りが難しい状況に。仕掛けが思うように沈まないこともあり、初めてのティップランではなかなかイカのアタリを感じ取るのが難しいコンディションでした。それでもゲストの皆さんは真剣にロッドを握り、何度も仕掛けを投入してチャレンジしてくださいました。

結果:価値ある一杯、そして悔しいバラシ

そんな厳しい状況の中でも、見事にアオリイカを釣り上げたのはお二人!合計2杯のアオリイカがキャッチできました。

さらに、悔しいながらもデカイカのバラシが数回発生しました。この日は間違いなく良型のイカが志摩沖に潜んでいました。釣果こそ控えめでしたが、「イカは確実にいる」と感じさせるシーンが多かっただけに、次回のリベンジが期待されます。

強風&波がある日の攻略法

今回のような強風の日でも釣果を上げるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。以下は、実際の釣行で役立った対策です:

  1. 仮面シンカーでのウエイト調整
    風や波の影響で仕掛けが流されやすい状況では、仮面シンカーをうまく活用してエギの沈下速度を調整することがポイントです。個々で技量も違いはありますが、状況に応じてウエイトを細かく変えることで、底取りが安定し、イカとのコンタクトが増えます。
  2. ロッドはリラックスして構える
    当たりを待つ際にロッドを強く握り込むと、船の揺れと連動してティップが揺れてしまいバイトを逃してしまいます。軽く握ることでティップの揺れが軽減でき「穂先を止める」ことが容易になります。
  3. 一定のスピードで巻き上げる
    ファイト中はロッドをしっかり曲げつつ、一定のスピードでリールを巻くことが重要です。焦ってポンピング動作を入れると、フックアウトのリスクが高まります。さらに船の揺れと風波の水圧でバレやすくなります。大きいイカほど、落ち着いてやり取りすることが釣果を左右します。

次回への意気込み

釣りは自然との対話であり、その日の状況によってまったく異なる顔を見せるものです。今回釣れたお二人のゲスト様は、厳しい状況を乗り越えて結果を出されたので、大きな自信を持っていただければと思います。バラシを経験された方も、それは必ず次に繋がる貴重な経験です。「釣れなかった日があるからこそ、釣れた日の喜びが倍増する」――これは釣りの醍醐味ではないでしょうか。

デカいイカが確実にいる志摩沖。また次回、さらに攻略法を磨きながら挑戦していきたいと思います。ゲスト様、今回は厳しい中でも最後まで粘っていただき、本当にありがとうございました。

また志摩の海でお会いできる日を楽しみにしています!